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フィリピン留学にワクチンは必要?|看護師の私が実際に受けた予防接種まとめ

留学準備
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こんにちは、Haruです。

フィリピン留学が決まったけど、ワクチンって必要なのかな?と気になったことはありませんか?

私も留学が決まってすぐはワクチンについて考えていなかったのですが、いろいろ調べるうちに、ワクチンって打っておいた方がいい?いらない?とすごく迷いました💦

今回は、私が受けた予防接種も含め、フィリピン渡航前に推奨されているワクチンを紹介します。

フィリピン渡航時に必須のワクチンはある?

原則として、フィリピン渡航前に必須のワクチンはありません。
(新型コロナウイルスワクチンも含む)

注意

※ただし、WHOが指定する黄熱病流行国から入国や、乗り換えで立ち寄った際は、
1歳以上の渡航者は黄熱予防接種証明書が必要です。

黄熱病は、主に北緯15度と南緯15度に挟まれたアフリカ地域や、アマゾン川流域の熱帯雨林に接した南アメリカ地域で流行しています。(厚生労働省検疫所HP参照)

そのため、日本から渡航する際は、ワクチン接種なしで渡航可能です。

ただし、フィリピンは日本とは異なる衛生環境のため、現地の環境から自分の身を守る必要があります。

そのため、接種推奨とされているワクチンを紹介します!

フィリピン渡航時に推奨のワクチン

現地の環境を考慮して、厚生労働省が推奨としているワクチンは、

  • A型肝炎
  • B型肝炎
  • 破傷風
  • ポリオ
  • 腸チフス
  • 狂犬病
  • 日本脳炎

厚生労働省の参考ページはこちら↓(厚生労働省検疫所FORTHのホームページです)

フィリピン

日本ではあまり聞かない病気もちらほら入っていますよね。

私も調べた時はいっぱいある!と思い、自分で調べてもよくわからなかったため、
クリニックに相談して接種スケジュールを決めました。

実際に受けた予防接種は、

A型肝炎、狂犬病、破傷風、日本脳炎、髄膜炎、MRです。

B型肝炎は、看護師入職時に受けていたため今回は接種していません。

推奨ワクチンの効果や値段は?

フィリピン渡航で推奨されているワクチンの疾患と、感染経路や症状について説明します。

また、ワクチンの値段相場も紹介していますが、医療機関によって異なります。

詳しくは自分の受けるクリニックに相談してください。

A型肝炎

【感染経路】
 A型肝炎ウイルスに汚染された食品や、水を摂取することで感染します。

【症状】
 2−7週間の潜伏期間後に、発熱やだるさ、吐き気、嘔吐が見られます。

【予防接種】
 日本では2−4週間の間隔を空けて2回接種します。
 さらに24週間後に3回目を摂取すると免疫が強化され、5年ほど有効と言われています。

【予防策】
 衛生状態の悪い生水、氷、生肉、生野菜にはウイルスが付着している可能性があります。
 ミネラルウォーターや十分加熱してある食品を選びましょう。

【値段】
 1回:約15000円〜18000円
 (3回接種の場合、約45000円〜54000円必要)

B型肝炎

【感染経路】
 B型肝炎ウイルスに汚染された医療器具の使用や、B型肝炎患者との粘膜接触によって感染します。

【症状】
 感染後90−150日の潜伏期間後に、だるさ、食欲不振、吐き気、腹痛、嘔吐や黄疸
(皮膚や白目が黄色っぽくなる)が起こります。

【予防接種】
 元々生後12ヶ月未満で3回定期接種していることが多いですが、成人の追加接種も可能です。
 接種前に抗体の値を血液検査で調べることもあります。

【予防策】
 途上国では医療機器が汚染されていることもあるため、安心できる医療機関を受診しましょう。
 不衛生な場所でのピアスや入れ墨、鍼は避けましょう。

【値段】
 1回:約5000円〜8000円

破傷風

【感染経路】
 傷口から破傷風菌が入ることで感染します。

【症状】
 3日から3週間の潜伏期間後、口の開けにくさや首筋の張り、体の痛みが現れます。
 その後、体の痺れや痛みが全身に広がり、体を反らせる姿勢や呼吸困難が現れたのち死亡します。

【予防接種】
 乳幼児期に3回接種したことがあると、10年間抗体が持続します。
 成人の場合は10年毎の追加接種がおすすめです。
 接種歴が不明な場合は、計3回接種することで免疫がつきます。

【予防策】
 予防接種が一番確実です。
 土や泥で汚れた深い傷を負った場合は、医療機関での処置を受けましょう。
 医療機器でも感染リスクがあるため、安心できる医療機関を選びましょう。

【値段】
 1回:約3000円〜5000円
 (混合ワクチンになると、料金が上がることが多いです。)

ポリオ

【感染経路】
 ポリオウイルスが口から入り、腸の中で増えることで感染します。
 感染者の唾液や便を介して人から人にも感染します。

【症状】
 感染後も90−95%の人は症状がなく、免疫ができます。
 感染後に発熱、頭痛、喉の痛み、吐き気や嘔吐が現れることもあります。
 ウイルスが腸から脊髄に入り込むと、手足の麻痺が残ったり、呼吸困難で死亡することもあります。

【予防接種】
 成人の接種は、過去の接種が不明な場合、計3回接種が推奨されています。
 過去に接種を完了している場合は、抗体価や渡航先に合わせて追加接種の回数を決めます。

【予防策】
 予防接種が一番確実です。
 感染者の便やそれに汚染された水、食べ物から感染するため、手洗いを徹底しましょう。

【値段】
 1回:約7000円〜12000円

腸チフス

【感染経路】
 チフス菌感染者の便や尿に汚染された水、氷、食べ物を摂取することで感染します。

【症状】
 1−3週間の潜伏期間後に、高熱、頭痛、だるさ、便秘が現れます。
 高熱時に数時間現れる胸や背中、腹に薄ピンクの発疹が出ます。

【予防接種】
 1回接種で、接種後1−2週間で免疫ができます。約55−80%の発症予防効果があります。
 効果は2−3年持続します。

【予防策】
 生肉、生野菜、水、氷から感染するリスクがあるため、十分加熱された食品を選びましょう。
 食事前の手洗いも重要です。

【値段】
 1回:約8000円〜12000円

狂犬病

【感染経路】
 感染動物の唾液にウイルスが含まれています。
 噛まれたり、傷口や目、口の粘膜を舐められたりすることで神経系の細胞に感染します。
 ウイルスのついた爪で引っ掻かれても感染します。

【症状】
 中枢神経を侵された場合、10日目あたりから発熱、頭痛、だるさや嘔吐を起こします。
 末梢神経に感染した場合は、ゆっくりと脳に向かうため発症まで1−3ヶ月程度かかります。
 発症後は飲み込みづらさや液体を飲もうとすると喉の筋肉が痙攣するため、
 水を怖がるようになります。風を怖がる恐風症も特徴的です。
 やがて昏睡状態となり、呼吸が麻痺し死亡します。
 発症するとほぼ100%死亡します。

【予防接種】
 日本では、狂犬病予防として暴露前接種は3回行います。
 3回接種で約2年間有効とされています。
 スケジュールは採用ワクチンによって異なるため、医師と確認してください。
 ※私の場合は、1回目接種を0日として「0、7、28日後」に接種しました。
 

【予防策】
 全ての哺乳類(犬、猫、野生動物、人)が感染するため、むやみに動物に触れないでください。
 コウモリの群生する洞窟などでは、空気中の粒子を吸入することで感染リスクも指摘されています。
 野生動物に噛まれた、傷のある手で触ってしまった場合は、医療機関を受診してください。

【値段】
1回:約15000円〜20000円
(3回接種の場合は約45000〜55000円程度必要)

日本脳炎

【感染経路】
 日本脳炎ウイルスがブタの体内で増殖し、ブタから感染した蚊に刺されることで人に感染します。
 人から人の直接感染はありません。

【症状】
 多くの人は無症状ですが、100人から1000人に1人の割合で発病します。
 6−16日の潜伏期間後に高熱、頭痛、嘔気、嘔吐が現れます。
 その後、意識障害やけいれん、異常行動、筋肉の硬直が現れます。
 重症例のうち50%が死亡、生存者の30−50%に精神、運動障害が残るといわれています。

【予防接種】
 乳幼児期に定期予防接種(4回)を受けていても、効果は3−4年と言われています。
 流行場所に渡航する人は1回の追加接種が推奨されています。
 成人の場合も効果は3−4年となっています。

【予防策】
 虫除けスプレーや肌を露出しないなど、蚊に刺されないように注意しましょう。
 特に、蚊が多い水田地域やブタを飼育している地域では注意が必要です。

【値段】
 1回:約5000円〜8000円

推奨ワクチンはここまでですが、私が追加で受けたワクチンの疾患も紹介しておきます。

侵襲性髄膜炎菌感染症

【感染経路】
 髄膜炎の流行を起こす唯一の細菌で、化膿性髄膜炎を起こします。
 患者の咳やくしゃみで生じた飛沫が気道に入り、血中から髄膜に達して炎症を起こします。

【症状】
 1−14日の潜伏期間後、頭痛、発熱、首が動かしにくくなる硬直が起こります。
 全身に細菌感染が及ぶため、急激な状態変化や精神状態の変化が起こることもあります。
 治療しなければ例外なく死亡します。

【予防接種】
 ワクチンの種類によって、1回または2回接種となります。
 感染リスクが高い場合は、基本的に5年毎の追加接種が推奨されています。

【予防策】
 予防接種が有効的です。
 健常者でも保菌していることがあるため、感染リスクは身近にあると考える方がいいでしょう。

【値段】
 1回:約20000円〜25000円

麻疹、風疹

【感染経路】
 麻疹:ウイルスに感染した人との接触や、空気感染も指摘されています。
 風疹:ウイルスに感染した人との接触や、飛沫によって感染します。空気感染はしません。

【症状】
 麻疹:10−12日の潜伏期間後、高熱、咳、鼻水が数日間持続します。
    また、口の中に小さな白い発疹ができます。
    熱は一度下がった後半日ほどで上昇し、身体中に赤い発疹ができます。


 風疹:2−3週間の潜伏期間後、発熱、身体中の発疹、耳や首のリンパ節の腫れが現れます。
    妊婦がうつると、胎児に先天異常が起こる場合があります。

【予防接種】
 乳幼児期や学童期に2回接種していますが、成人でも妊娠を望むパートナーや留学に合わせて
 任意接種が推奨されています。
 1回接種で95%、2回接種で97−99%以上の免疫獲得率となっています。
 生ワクチンのため、2回接種する場合は4週間以上空ける必要があります。 
 また、接種後2週間は妊娠を避ける必要があります。

【予防策】
 予防接種が有効的です。
 特に麻疹は空気感染するため、手洗いやマスクでは予防できません。

【値段】
 1回:約10000円

参考ページはこちら↓

感染症の名前で探す

ワクチンは絶対受けた方がいいの?

色々推奨ワクチンの説明をしてきましたが、必須ではないため最終は個人の判断となります。

任意接種となるため、値段もかなり高くなっています。

私は、フィリピンに長期滞在となることや、あまり海外渡航経験もないことから予防的にワクチンを受けましたが、短期間の旅行や留学では受けない人も多いです。

また、ワクチンを受けていても自分で予防行動をとる必要はあります。
(屋台の料理を避けたり、動物と触れ合わないなど)

そのため、不安な人や長期滞在の人は受けておいた方が安心できますし、

別に大丈夫!という人は受けなくてもいいでしょう。

どうしたらいいかわからない!という人はトラベルクリニックなどで相談してみるのが一番です。

日本渡航医学会のトラベルクリニックリストはこちら↓

国内トラベルクリニック

また、ワクチンによっては接種間隔が必要なものもあるため、留学予定でワクチン接種を検討している人は早めに相談してみてくださいね。

クリニックによっては、常備していないワクチンを取り寄せる必要があるため、

接種希望のワクチンがある場合は早めに相談しておくのがおすすめです。

また、普段のかかりつけで希望する場合は、事前に接種できるか確認しておくとスムーズです。

まとめ

  • フィリピン留学で推奨されているワクチンは A型肝炎・B型肝炎・破傷風・ポリオ・腸チフス・狂犬病・日本脳炎
  • ワクチン接種は推奨のため、最終は個人の判断となる
  • ワクチン接種を検討・希望する場合は、早めにトラベルクリニックに相談する

おわりに

ワクチンは日常生活でもあまり馴染みがないため、1人で決めるとなると不安ですよね。

私はクリニックの先生に言われるまでは、何もワクチンのことを考えていなかったため、「え!受けておいた方が良かったんや!」と驚きました😆

幸い海外渡航歴も豊富な先生であり、相談から2ヶ月ほどで全て打ち終わることができました。

せっかくの機会なので、留学に向けて万全に準備をしていきたいですね!

この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。

お読みいただきありがとうございました!

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