こんにちは、Haruです。
今回は、病棟看護師を辞めて後悔したことと、後悔しなかったことについて紹介しようと思います。
私自身、2026年3月に病棟を退職し、クリニックに転職しているため、新鮮な体験談をお届けします!
結論💡
私自身、総合的には病棟看護師を辞めて良かったと感じています。
ただ、金銭面ややりがい面から考えると、退職を誰にでもおすすめはしません。
病棟看護師を辞めて後悔したこと

はじめに、病棟看護師を退職して後悔したことについてお伝えします。
①収入が下がったこと
病棟看護師を辞めて一番ダイレクトに響いたのは、収入の減少です。
クリニックに転職し、夜勤や残業はもちろんありません。
また、病棟看護師時代は収入から保険料や年金が引かれた上で手取りとしてもらえていましたが、今は自分で全て払っています。
そのため、ただでさえ減少した収入から、さらに社会保険料を支払うことで金銭的ダメージは大きく感じます。
健康保険料も、会社と折半ではなく全額自己負担のため、毎月3万円ほどの支払いが必要です。
収入面では、病棟勤務の時と比べ、半分程度になりました。
今思うと、稼いでいる病棟時代にもっと貯金を頑張っておくべきだったと後悔しています。
②人間関係・同期との距離
私の退職時には、同期もほとんど退職したのですが、やはり退職後に会うのがなかなか厳しいです。
クリニックや違う病院など、それぞれの場所で働いている分、病棟で一緒に働いていた時よりも予定は合わせづらくなりました。
退職してからは病棟の同期と勤務終わりに流れでご飯に行ったりすることもないため、距離は離れてしまったなと感じています。
クリニックはクリニックで少人数な分、綿密な関係が築けます。
病棟よりは、子育てをしているママさんなどが多く、年齢層は上の方が多い印象です。
退職してしまうと、同期との物理的距離ができてしまうのは少し寂しいですね。
一緒にテーマパークに行った写真を眺めては、また遊びたいなあと思うこの頃です😂
③看護師としてのやりがい
病棟を退職後、クリニックで勤務していますが病棟に比べると時間の流れはゆっくりです。
病棟では毎日スケジュール管理に追われ、朝から晩までバタバタと勤務し、気づいたら勤務が終わっているのが日常でした。
夜間の急変や、動くと危ない患者の離床センサーが鳴って走って見にいくことも多々ありました。
クリニック転職後は、稀にけいれんなどの急変はあるようですが、まだ当たったことはありません。
来る患者さんも、自分で歩いて来れる人のため、圧倒的に看護師の負担は少ないです。
医療処置としては、点滴や採血、吸引が多いですが、病棟と比べると件数ははるかに少ないです。
私は転職後の方が、ワークライフバランスは取れていますが、忙しい環境に身を置きたい!と思う人にはやりがいを感じられなくなるかも知れません。
自分が、ワークライフバランスを手に入れてしたいことは何かということを考えないと、ただのやりがいがなく暇に感じられる生活となるリスクはあります。
④キャリアの空白・ブランクへの不安
一度病棟を退職すると、次に病棟勤務を希望するときのブランクが気になるのも正直なところです。
退職してから比較的ゆったりと過ごしているため、病棟の目まぐるしい環境に戻れる自信は正直ありません。
また、私は退職後留学予定なのですが、留学で自分のスキルアップをして看護に繋げられましたか?などと面接で聞かれたとしても、答えに詰まります。
退職してから次に病棟を希望するまでの期間に、自分が何をしていたのか、それを答えられるようにする必要はあるかなと思います。
退職後も後悔しなかったこと

次に、やめたけど後悔しなかったことや、やめて良かったことを紹介します。
① 心と体が回復した
病院を辞めて一番良かったのは、心と体が回復したことです。
病棟では夜勤が月5、6回あり、残業が多いのも当たり前でした。
クリニック転職後は夜勤はもちろん、前残業や後残業もなく、ほとんで定時に終わることが多いです。
朝起きる時間は病棟の時とあまり変わりませんが、終業時間が早いため、しっかり休息が取れるようになりました。
それにより、体力的にも精神的にも楽になったのが事実です。
(初めはクリニックで風邪を貰い放題なのはご愛嬌です😂)
② 視野が広がった・病棟以外の選択肢を知れた
専門学校卒業後、病棟配属で3年間勤務していたため、同じ病院の同じ部署の働き方しか知りませんでした。
なので、看護師として働くには「ずっと夜勤をしないといけない」「前残業や後残業は当たり前」という固定概念が刷り込まれていました。
そんな生活に疲弊し、退職したのですが、クリニック転職をして分かったのは看護師としての新しい働き方があるということでした。
3年間で固まった看護師としての固定概念がひっくり返された時はもう本当に驚きました。
病棟の時は、私には看護師は向いていないと思うことが多かったのですが、職場を変えると看護師という職業は好きになりました。
今思うと、環境を変えるというのは本当に視野が広がる体験だなと思っています。
③ 新しい挑戦ができた
病棟を辞めて一番後悔していないのは、新しい挑戦ができたことです。
留学に行きたいと決意し、退職したのですが、クリニック勤務で時間的猶予ができたことでブログに挑戦することもできています。
病棟自体は何かに挑戦したくても、体力的にも精神的にも余裕がなく厳しかったので、余裕を持って生活できるようになったのは本当に良かったなと思っています。
後悔する人・しない人の違い【辞めるか迷っている人へ】

実際に退職してみて思うのは、「辞めたこと」より、どんな状態で辞めたかで後悔の大きさが変わる、ということです。
あくまで私の体感ですが、こんな違いがありました。
辞めても後悔しにくい人
- 心や体に、すでに限界のサインが出ている(眠れない・涙が出る・出勤前に動悸がするなど)
→すでに強いストレス反応が出ている場合は、その場所で働き続けるのは危険です。 - 「次にやりたいこと」が、ぼんやりでも見えている
→やりたいことをやれるうちに行うのは、とても有意義な時間の使い方だと思います。 - 辞めた後の生活費を、数ヶ月分は確保できている
→辞めたとしても、保険や税金の支払いは待ってくれません。ある程度の生活防衛費がないと詰みます。また、金銭的に追い詰められると急いで再就職してしまい、またブラックな環境を選んでしまうリスクもあります! - 「逃げ」ではなく「選び直し」として辞める気持ちがある
→その場所で十分努力した上で、環境が変わらないのであれば場所を選び直すという覚悟で転職するのも一つの手です。
勢いで辞めると後悔しやすい人
- 一時的な人間関係のいざこざだけが理由になっている
→まずは上司に相談しましょう。一時的ないざこざであれば、解決できる可能性もあります。 - 貯金ゼロ・次のあてゼロで、とにかく今すぐ離れたい一心
→退職後に焦ってしまい、またブラックな環境に就職してしまうリスクがあります。 - 「辞めること」自体がゴールになっていて、その先が真っ白
→辞めた後に束の間の自由を感じますが、先が見えないのは不安です。何を目的に辞めるのかをはっきりさせておきましょう。 - 周りと比べて焦り、自分の本音を確かめないまま決めようとしている
→自分が看護師を辞めたいのか、職場を変えたいのか、自分の本音とじっくり向き合いましょう。働くのも自分、辞めるのも自分です。決断に後悔がないものにしましょう。
もし今、後者にいくつか当てはまっても大丈夫です。
足りないものを一つずつ埋めてから辞めれば、後悔はぐっと減らせます。
大事なのは「辞めるか・辞めないか」の二択で悩み続けることより、「どうすれば後悔せずに辞められるか」に目を向けるのが重要だと、辞めてから強く感じました。
まとめ:迷っているあなたへ
最後にまとめです。
病棟看護師を退職するにあたり、私自身は収入の減少や、一緒に頑張ってきた同期と距離が空いてしまったことがあります。
また、やめた後に何をするかも決めず、勢いで退職してしまうのはあまりお勧めできません。
税金の支払いも保険料もびっくりするほど引かれるので、病棟看護師時代にある程度貯蓄は必要です。
それでも、環境を変えて得られるものは多いため、迷っている方はぜひ、自分のために行動していきましょう!
病棟を辞めた私が、その先に選んだのが「留学」でした。なぜ看護師を辞めてまで留学を決めたのか、その理由はこちらの記事に詳しく書いています。

「辞めた後の働き方をもっと知りたい」という方は、まず情報収集から始めてみてください。



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